駐車場で車にぶつけてしまった⑤
パトカーがやっと到着。
警官から
[おケガはないですか?]
[事故の状況を教えて下さい。]
と始まり、もちろんケガなし、擦ってしまった経緯を説明。
二名の警官がみえたので、一人づつ付き、氏名、電話番号。車検証と自賠責保険の証書を同時進行で確認。
それで事故証明は終了。五分くらいだった気がする。
[保険を使って修理する場合は、◯◯警察で事故証明取ってます。と伝えて下さい。]
[あとは保険会社に任せて進行することになると思います。]
と締めくくり。
今後のやり取りは当事者同士になるため、相手の男性とも連絡先を交換しました。
お礼を言い、みんなでパトカーをお見送り。
では、仕事に戻ろうということで、それぞれ歩き出す。
私が相手の男性に[こういうこと初めてなんで知識不足で申し訳ない。修理の間って代車になりますよね、通勤に代車とかって大丈夫ですか?普段乗り馴れてる車がやっぱりいいですもんね…]
と話しかけたら、
男性は、[すぐそこの病院に兄が勤めてるんで、代車なしでも、大丈夫だと思います。兄に乗せてってもらえばいいんで。]
と言ってもらえて、なんていい人なんだ!!って密かに感動してのを今でも忘れません。
ですが、現実はそう甘くなかった。