私の失敗談

失敗から学び、対策を考える。

首の皮膚炎①

  1. 首の右側の痒み、痛み
  2.  初の休日急病診療所
  3. 原因

1.首の右側の痒み、痛み

小学生時代から首の右側だけが痒くなる。皮膚科に何度か連れて行かれたが、原因不明。自然に治っていくので放置。

20歳の時に悪化。仕事が忙しくかきむしってアザのようになったが放置。1年くらいでアザも薄くなっていった。

40代になり、生理前だと肌荒れがひどくなる。生理が終わると体調とともに肌の状態も回復してくるので、今回も同じだと思っていた。

 

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が、違った!!いつもより、荒れる範囲が広がってる気がする。

現在、43歳。仕事は〇〇〇自動車の部品の出庫業務。いろんな意味で過酷。

小学3年生と年長の娘達の育児。心身共に疲れ果てていた。そのせいなのか…。

痒みはひどくなる一方で、黄色の汁が出てくるようになってしまい、ヒリヒリ痛い。

皮膚科に行く時間がないので、市販の化膿性皮膚疾患用薬(ノンステロイド)を¥1300くらいで購入。

1日2回、塗って仕事を続けていた。

今まで、薬を塗らずにおさまっていたので、今回は、いつもより酷いが、薬も塗ったし大丈夫だ…と思っていた。

 

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大丈夫じゃなかった。

市販の薬は全く効かず。 

しかも、痒み、痛みを伴う発疹が広がっていった。

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黄色の汁は拭いても、拭いても出てくるようになる。

さすがに焦りだす。今まで、ここまで悪化することはなかった。

病院に行かなければと思うものの、あほみたいに仕事が忙しい為、休日出勤要請がかかる。

人気のない所に、私だけ呼び出されて……(怖)。

断れず、受けてしまった。

そしてさらに悪化。

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画像では分かりにくいですが、首全体が赤く腫れ、焼けるように痛い。

仕事をがっつりこなして疲れ果てているのに、痛みと痒みでほとんど眠れなくなる。

これでは、仕事、家事、育児どころか、普通の生活がままならない。

今日は、日曜日。いつも行く皮膚科はやっていない。仕方ない、月曜日に仕事を当日欠勤して行くしかない。

と思うものの、あごの下もむくんでいる?腫れている?

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あごと首の境目が分からない!!明らかに首のリンパが腫れている。

首になにかを巻いていないと空気に触れるだけでも激痛(涙)。

月曜日までもう耐えられない!!

ということで、薬だけでも処方してもらおうと、人生初の自治体の休日診療外来に行ってみることにした。

総合病院の急患外来もある。

が、子どものケガや、急な発熱の時に利用したことがある。

あまり対応が良くなかった。

たまたま、当番の医師との相性が悪かっただけかもしれないが、印象がいいとはお世辞でも言えない対応だった。

コロナのこともあり、弱っている時に多くの人が出入りする所に行きたくないのもある。

乳児検診などを行う、保健センターの一角にある、休日診療を選ぶ。

総合病院に比べたら、検査、設備などかなり劣るのは、想像つく。

月曜日には、どのみち、かかりつけの皮膚科に行くつもりだし。

とりあえず、今日をしのぐ薬が欲しい!!

 

2.初の休日急病診療所

初めての休日診療所で緊張。

まず、自動ドアなのに開かない(汗)。戸惑いながら、横のインターホンを押す。

インターホン越しに用件を聞かれる。

「どうされました?」

(ここで症状を説明しな、いかんのかい…)

猛暑の中、弱っている身にはかなりしんどい。

皮膚炎がひどいので、薬だけでも欲しいと伝える。

やっと、ドアを少し開けてもらえたが、事務員らしき女性が、ドアの隙間から

「熱はないですか?」と。

この状況でそれを聞くということは、熱があったら、入れてもらえないってこと?と驚きながら、「ないです。」と答える。

コロナだから仕方ないのかもしれないが…。

娘が3歳くらいの時は、発熱で毎週小児科に通っていた時のことをふと思い出す。

幼い子を育児するには過酷すぎる時代なんだな、とつくづく実感。

 

やっと玄関内に入れてもらえる。しんどい状態で一人で来ているのに、立ったまま、熱を測定。

37.1℃。37.5℃以上じゃないなと、私も確認。

が、事務員さんは、不満げな顔。

え!!と思い、「車の中も暑くて、クーラーが効く前についちゃったもんだから…」

と言い訳をしてみる。

事務員さん、「もう一回測っていいですか?」と再度、測られ36.5℃。よかったー。

「じゃあ、こちらの紙に記入してください。」と症状を書く紙を渡される。

立ったまま玄関で記入(住所、氏名、症状)。事務員さんの窓口に用紙を提出。

そこで「掛けてお待ちください」と、やっと言ってもらえた。

やっと座れる(涙)

 

待合はがらがら。シーンとした中、数分待っていると、別室から看護師さんが出てくる。

症状を聞かる。全く同じことを三度目の説明。健康体でも若干ストレスを感じてしまう仕事っぷりだが、薬の為にできる限り愛想よく答える。

「外科の先生がいいね。」と看護師さん。また数分待たせれる。

休日診療のホームページには担当医師のスケジュールが載っていた。今日は、外科医と耳鼻科医だった。

(そりゃ外科医でしょ)と内心ツッコミ。

やっと診察室に呼ばれ、外科医とご対面。

いつから、どのような経過で、症状を説明。
聞かれたことに対して答えていたが、ちょくちょく「はい、はい。」と話している途中でかぶせてくるので、これ以上の説明は不要なのかなと思い、黙る。

(待合いに人が待ってるわけでもなく、急ぐ必要もないのに、しっかり患者の話を聞いてくれる雰囲気ではない。)

おもむろに真っ赤に腫れている首を両手でぐっぐっと押してくる。

触診なのだろうが、焼けるように痛いと、今、たった今、説明したんだけど。

この人とは、医師とか関係なしに人として合わない
 と確信しつつも薬を処方できるのは医師の診断がないといけないので、耐える。

そして、やっと念願の薬をゲット!!

  • セレスタミン配合錠:炎症やアレルギーを抑える。
  • リンデロン-VG軟膏0.12%:皮膚の化膿や炎症を抑える。

休日診療代、薬代を含めて¥1960でした。

子ども達のみで留守番させていたので、急いで帰宅。

頓服薬(食後とかではなく、症状がでた時に飲む薬)でしたが、ここ数日食欲もほとんどなかった為、かなり空腹状態。

豆乳でも飲んでおこう。

そして、薬を飲んで、安静にしてました。

全く効きませんでした。しかも、悪化。

炎症の範囲が広がっているではありませんか!

私のあの時間を返して…。

薬に反応して一時的に症状が悪化することもあるらしい。

ということであきらめて、翌日の皮膚科に希望を託すことにしました。

3.原因

生まれながらの体質もありますが、私は

  • ピアスも開けていたし、ネックレスもつけていた
  • ヘアカラーも問題なし
  • 安い化粧品でも荒れることなし
  • 10代の頃はほとんど日焼け止めを塗ったことはない
  • 発疹はできるものの今まで自然治癒していた

という理由で、皮膚は強いと思い込んでいた。

 

一般的な発疹の原因は、細菌感染。原因菌は、溶連菌と黄色ブドウ菌など汗疹(あせも)などができ、皮膚が弱っているところを掻いてしまう。その掻き傷から細菌感染するらしい。

素人なので、専門的なことはわかりませんが、私の症状、体質、今までの健康状態を考えた結果、発端は細菌感染だと思いますが、ここまで悪化したのは初めてなので、細菌感染だけは納得いかない。

今、吸っている空気の中にも細菌はいます。無菌状態などはありえないですから。

今まで、何故ひどくならなかったのか?

一番考えられる原因はストレスと過労による免疫力の低下。猛暑で疲れやすかったのもある。次に加齢

いろいろ調べて落ち着く。

やはりここに落ち着く。

現実を受け入れのに、やや時間はかかったが、いつまでも若いと思っていた自分に対して反省しました(涙)。